日記 - 電気二重層コンデンサをよくわかってない問題
時計などのバックアップに電気二重層コンデンサを使うのは割りとメジャーな話だが、じゃあどうやって使うって話はちゃんとした文献がない。 で、色々悩んでいる。
とはいえだいたいこんな感じに使うはず。
これで電源があるときは充電されてないときは逆流せず放電される。 突入電流が気になる場合はダイオードと直列に軽い抵抗を挟むくらいか。 ダイオードには降下電圧があるので、この回路の時だとまあ大体4.2~4.4Vくらいの出力になる。 ショットキーを使ってもいいが、漏れ電流が割りと大きくバックアップ先の消費電力を軽く上回るすらあるので、時と場合による。 で、悩んでるのはこの先じゃあ5V供給で3.3Vのバックアップがほしいときはどうすればいいのかという話。
パターン1、5Vを貯めといて3.3Vのレギュレーターをぶら下げる(この前の工作に使った)。
これは定電圧レギュレーター自身の消費電力が問題になる場合がある。 特にスリープ状態が基本で間欠動作させているマイコンがぶら下がっている場合、(マイコンの消費電力)<(定電圧レギュレーターの消費電力)になる場合もある。
パターン2、レギュレーターを噛ませた後にぶら下げる。
割と論外、2.5~2.7V程度しか常時出ないのは困るし、コンデンサもほとんど充電されていない
パターン3、可変レギュレーター(or 微妙な電圧の定電圧レギュレーター)を使って何とかする。
ダイオードの後が3.3Vになるように出力段の電圧を調整すればダイオードの後が3.3Vになる(小泉構文)。 だいぶマシそうだが、ダイオードの降下電圧は電流値によってだいぶ左右されるのでどうなんだという話がある。
かと言ってダイオード挟んだ後の電圧をADJで見るのは、分圧抵抗だけでだいぶ消費電力が高そうだし、そもそもフィードバックちゃんとできるのか?という疑問がある。
もうちょっと凝った回路を作れば思い通りになるだろうが、たかが数時間から数日程度のバックアップ機能に見合った手間ではないだろうしなぁ。わからん。