日記 - ディスクリートアンプを作りたかった

結論から言うと、未完成?失敗?な感じ。 人生で一回くらいはディスクリートアンプを作ってみたいと思っていたら、そこらへんに積んである2SC1815と2SA1015があったので、適当にやってみることにした。

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今作っているものに関して抱えている苦悩

今作っているものと言うのは、過去に作ったNi-MHの充電器の改良版?である。 試作というか、一つの完成品は過去にLチカで記事にしているのでぜひ読んでほしい。

elchika.com

で、なぜまた新しく同じものを作っているのかというと、スキルアップ……というよりかは自己満足のために、「製品になりうるレベルの物」を作るという目標を立ててしまったからである。 ここで言う「製品になりうるレベルの物」というのは、使い勝手や性能はもちろん、生産性や安全性、コストに至るまで含めている。 具体的には、全体的な構成を小さくして、プリント基板にして、SMDにして、ポリスイッチつけて、インターフェイスを変えて、校正方法を考えて、などなどである。 ……筐体などは考えていない。 今回はそういう取り組みの中で苦労していることの愚痴?みたいなのを書いてスッキリしておきたい。

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貧弱なマイコンでもなんとかWS2812を動かす

2023/1/6 追記 : 現代的な8bitのPICでやるならこの記事のような訳のわからないことでなく、Microchipのこの技術資料の通りにやるのが筋なので、参考にしないでくださいということになった。 http://ww1.microchip.com/downloads/jp/AppNotes/00001606A_JP.pdf

今回はWS2812BとWS2812Cに代表される、データ線一本で駆動するタイプの賢いLEDの駆動の話。 コイツラはたくさんつないでたくさん信号を送る都合上、例えば「1」を送るときに出すパルスのHighが220ns~380ns、Lowが580ns~1µsとだいぶ幅が短い。 貧弱なマイコンで愚直に実装すると基本動かないので、工夫が必要になってくる。今回はPIC16F1705で工夫した。

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メモ - dxf2gcodeがPythonエラーで立ち上がらない時の対処

文字通り。

dxf2gcodeがPythonエラーで立ち上がらない時は、だいたい3DモードをうっかりONにしてしまった場合なので、C:\/Users/[User名]/.config/dxf2gcode/config/config.cfgmode3dFalseに書き換えれば良い。特に大した設定をしてなくて、考えるのがめんどくさい場合はファイルを消してしまえば初期化されるのでそれでも良し。というだけのメモ。

今更作るLM386スピーカーアンプ - 調査編

電子工作、わりと長いことしているが、オーディオ系作ったことなかったので作ろうとしている次第。 とりあえず、LM386でアンプをやるのがシンプルかつやりやすそうで、なぜか持ってたのでこれで行くことにした。

ちなみにオリジナルのLM386はとうの昔にディスコンになっており、今買うならやるならセカンドソース品しかない(あまりにレガシーな石故、セカンドソース品すらディスコンになっているものもあるが……)。 今回は積み部品の中にオリジナルがあったのでそちらを使っていく。データシートも、鈴商さんの在庫がなくなるまでは見れそうだ。

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日記 1

ここに半田付けは終わってあとはプログラムするだけのおもちゃがあります、一週間前から。

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放置されたおもちゃ

今はついてないけど、LCDをつなげてサーモパイルから得られる温度を表示する「だけ」のおもちゃなのだが、それ「だけ」のおもちゃを99%作っておいて1週間くらい完成させていない自分がいる。 おとなになったのだから、ちゃんとした完成品を作っていこうと心に決めたのにどうにも情けない。えーん😭

メモ - PICライター

PICライター・デバッガーは昔から高級路線のICDシリーズとお手軽路線のPICkitシリーズの二本柱で、現状の最新機種はICD4及びPICkit4である。 最近ではレガシーなマイコンをバッサリ切り捨てた超廉価モデルのMPLAB SNAPも出てきた。

MPLAB SNAPは3000円弱でつい手が出そうになるのだが、切り捨てられた範囲が結構大きくて痛い。 大体10年以上前のが切り捨てられていると言えば割りと妥当に聞こえるが、PICは基本ディスコンがないので一つ一つの息が長い。 dsPIC30Fシリーズは5Vで動く中で一番高性能なのでまだ使いたい。

それなら追加でPICkit2でも作って*1持っておけば良さそうにも見えるが、なんと最新のMPLAB Xではサポートを打ちきられている。 それならPICkit4でも自作したくなるが、なんと4とSNAPからは回路図を公開しないことにしたらしい。 3なら回路図も公開されているし、サポートもまだされているが、チップが秋月や千石では取り扱っておらず、digi-keyとからへんでしか頼めない。 現状PICkit3を2台持っているので流石に作らないが。でもなんか作りたくなってきまんたなぁ。

*1:回路図とファームウェアは公開されている

メモ - 抵抗とコンデンサの話

揃えるの面倒くさいよねって話。 とりあえずE3系列で揃えとけば色々合成できるし、いろいろな倍率作れるし特に実験用途ならいいのではと思う。

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これくらい揃えとけばいいのでは

自分はおもちゃを作るくらいしかしないが、これだけで不便してないし、なんとかなると思う。コンデンサの耐圧は25Vあればとりあえず色々作れる。 どこかこういうセット売ってくれないかなぁ。太字のを30本、その他10本ずつくらいの詰め合わせで。

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参考:各ワット数と電圧において使用可能な抵抗の下限値(E24系列に従う)